麗藻(読み)れいそう

精選版 日本国語大辞典 「麗藻」の意味・読み・例文・類語

れい‐そう‥サウ【麗藻】

  1. 〘 名詞 〙 詩や文章などのうるわしくてみごとなこと。また、そのもの。
    1. [初出の実例]「勝地古時摛麗藻、染毫還媿謝家魂」(出典扶桑集(995‐999頃)七・北堂文選竟宴各詠句探得披雲臥石門〈大江澄明〉)
    2. [その他の文献]〔郭璞‐爾雅序〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「麗藻」の読み・字形・画数・意味

【麗藻】れいそう(さう)

美しい詩文。晋・陸機〔文の賦〕の林府に游び、麗彬彬(ひんぴん)たるを嘉(よみ)す。(がい)としてを投じて筆を(と)り、聊(いささ)か之れを斯(こ)のに宣(の)ぶ。

字通「麗」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

世界の電気自動車市場

米テスラと低価格EVでシェアを広げる中国大手、比亜迪(BYD)が激しいトップ争いを繰り広げている。英調査会社グローバルデータによると、2023年の世界販売台数は約978万7千台。ガソリン車などを含む...

世界の電気自動車市場の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android