麦藁の蛇(読み)むぎわらのへび

精選版 日本国語大辞典 「麦藁の蛇」の意味・読み・例文・類語

むぎわら【麦藁】 の 蛇(へび)

  1. 麦わら細工のへび。江戸時代に江戸浅草富士浅間社と駒込富士神社の六月一日の祭日に、縁起物として売った。麦藁蛇。富士の蛇(じゃ)
    1. [初出の実例]「麦藁(ムギワラ)大蛇(デヘジャ)両手で曳伸したといふ身で、ながアく寐そべって居(ゐ)て」(出典滑稽本浮世風呂(1809‐13)三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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