麻加江村(読み)まかえむら

日本歴史地名大系 「麻加江村」の解説

麻加江村
まかえむら

[現在地名]度会町麻加江

宮川の湾曲部右岸にある。東の対岸坂井さかい村。標高七三三・三メートルの獅子ししヶ岳の尾根の最北端に位置する。集落中央を東西に滝原たきはら(現大宮町)への道が通る。「神鳳鈔」に「摩加江御薗」とある故地。文禄三年(一五九四)七月の田畠屋敷方御検地帳(徳川林政史蔵)では高三六四石。慶安郷帳(明大刑博蔵)では持高三六四石余のうち田方一二七石・畑方二三六石余。元禄一三年(一七〇〇)九月の新畑辰改検地帳(徳川林政史蔵)が残る。天保六年(一八三五)正月の未年人数増減目録(度会町史)による戸口は三七軒、男一〇六人・女八六人。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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