麻小笥(読み)オゴケ

精選版 日本国語大辞典 「麻小笥」の意味・読み・例文・類語

お‐ごけを‥【麻小笥】

  1. 〘 名詞 〙
  2. おけ(麻笥)
    1. [初出の実例]「頭(かうべ)に遊ぶは頭虱(かしらじらみ)、項(をなじ)の窩(くぼ)をぞ極めて食ふ、櫛の歯より天降(あまくだ)る、をごけの蓋にて命(めい)終はる」(出典梁塵秘抄(1179頃)二)
  3. 手品一種。麻小笥の内にはいって身を隠しなどする術かという。
    1. [初出の実例]「傀儡之外、雲舞并幻術連飛(とび)、輪脱(わぬけ)、緒小桶(ヲゴケ)水操」(出典:雍州府志(1684)八)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む