黄竜派(読み)オウリュウハ(その他表記)Huang-long-pai

関連語 黄龍宗 名詞

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「黄竜派」の意味・わかりやすい解説

黄竜派
おうりゅうは
Huang-long-pai

中国,臨済宗の一派で五家七宗の一つ。宋の景祐3 (1036) 年頃に石霜慈明の弟子の黄龍慧南によって開かれた。慧南は,黄竜山に住んだのでこの名称を得た。その後約 150年間法統が続いて絶えた。日本には栄西がこの一派の法統を伝えている。

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世界大百科事典(旧版)内の黄竜派の言及

【臨済宗】より

…これに対し,頓悟を説く南宗禅では,青原行思(せいげんぎようし),南岳懐譲(なんがくえじよう)らの逸材が輩出し,青原の門流から曹洞(そうとう)・雲門・法眼(ほうげん)の3宗,南岳の系統から臨済・潙仰(いぎよう)の2宗が生まれ,これを五家という。 臨済宗は臨済義玄(臨済)に始まり,会下(えか)の黄竜慧南(おうりようえなん)の黄竜派,楊岐方会(ようぎほうえ)の楊岐派の2流を生じ,五家と併せて七流とも呼ばれている。臨済宗は宋代の士大夫(したいふ)階層の支持を得てしだいに隆盛におもむき,初め黄竜派が発展したが,のち楊岐派がこれに代わった。…

※「黄竜派」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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