…餅の表面にみつ煮のアズキをつけた鹿の子餅から変化したもので,宝暦・明和(1751‐72)ころの江戸では当時道化役者として知られた嵐音八が日本橋人形町の家でこの鹿の子餅を売り,からくり人形に竹の皮包みにしたものを店先の客の前まで運ばせるなどして評判であった。時雨はあん玉をしんにして,その周りにみじん粉などを加えてそぼろにしたこしあんをつけて蒸したもの,黄身(きみ)時雨は着色した白あんにみじん粉や卵黄を加えたものであん玉を包み,蒸したものである。(6)半生菓子 生菓子と干菓子の中間にあるもので,適度の軟らかさと日もちのよさを合わせもっている。…
※「黄身時雨」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
梅雨の季節に入ること。つゆ入り。毎年6月中旬~7月中旬の約1ヵ月間,九州から東北地方は梅雨の季節に入る。これは,北方のオホーツク海高気圧と南方の小笠原高気圧とに挟まれて,揚子江流域から九州,四国,本州...