黄道傾角(読み)こうどうけいかく(英語表記)obliquity of the ecliptic

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「黄道傾角」の意味・わかりやすい解説

黄道傾角
こうどうけいかく
obliquity of the ecliptic

黄道赤道春分点秋分点で交わる天球上の2つの大円で,その両者の間の傾きを黄道傾角または黄道傾斜という。その値は約 23°27′。太陽夏至点冬至点で赤道から 23°27′それぞれ北と南に離れることになる。このほか,太陽を中心とする天球で惑星軌道が黄道となす角を黄道傾斜ということもある。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android