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春分点 しゅんぶんてんvernal equinox

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

春分点
しゅんぶんてん
vernal equinox

黄道赤道交点のうち,太陽が赤道を南から北へ横切る点を春分点といい,これが赤経黄経の起算点である。太陽がこの点にあること,すなわち太陽の位置が黄経0°になること,またはその時刻を春分という。 (→秋分点 )

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世界大百科事典 第2版の解説

しゅんぶんてん【春分点 vernal equinox】

天球上で黄道が赤道と交わる2点を分点と呼ぶが,そのうち,太陽が年周運動によって赤道の南側から北側に横切る点のこと。すなわち黄道上で黄経0゜の点である。もう一つの分点が秋分点である。春分点は赤道座標系,黄道座標系などの原点となるので非常に重要であり,その小さな動きにも注意を払わなければならない。天の赤道は歳差や章動のために変動し,一方,黄道も惑星の摂動により変化している。したがって,その交点である春分点も空間に対して変動している。

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大辞林 第三版の解説

しゅんぶんてん【春分点】

天球上、黄道と赤道とが交わる二点のうち、太陽が南から北へ通過する点。黄道上の黄経0度の点。天球の黄道座標および赤道座標の原点として重視されている。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

春分点
しゅんぶんてん

地球の赤道を天球に投影した天の赤道と太陽の天球での通り道である黄道の二つの交点(分点)のうち、黄道が赤道を南から北へ交わるほうの点(昇交点)のこと。この点を太陽が通過する瞬間が春分で、春分の日はこの瞬間を含む24時間のことである。春分点を赤経0度かつ黄経0度として赤道座標や黄道座標の原点にしている。したがって天文学における座標系の非常に重要な点である。地球の歳差により天球上における春分点の位置は西向きに移動し、約2万6000年かけて一周する。黄道十二宮が整備された紀元前2世紀ごろには春分点は、おひつじ座にあったが、現在は、うお座に移動している。黄道が赤道を北から南へ交わる点(降交点)は秋分点である。[編集部]

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世界大百科事典内の春分点の言及

【黄道】より

…この場合,地球の中心ではなく,地球の表面から観測するとその場所の緯度によって最大8.8秒ずれて見える。黄道は天の赤道に対して約23度27分傾斜しており,太陽が赤道の南から北へ通過する交点を春分点と呼び,北から南へ通過するものを秋分点と呼ぶ。また太陽が赤道の北側でもっとも離れた点が夏至であり,南側でもっとも離れた点が冬至である。…

【至点】より

…90゜の点が夏至点,270゜の点が冬至点であり,太陽がこの点に達したときをそれぞれ夏至,冬至という。これに対して,黄経0゜,180゜の点が分点で,前者を春分点,後者を秋分点と呼ぶ。黄道は天の赤道と約23.゜5傾斜して分点で交わっているので,至点において,天の赤道と黄道との距離が最大となる。…

※「春分点」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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