黒住成章(読み)クロズミ ナリアキ

20世紀日本人名事典 「黒住成章」の解説

黒住 成章
クロズミ ナリアキ

大正・昭和期の政治家,弁護士 衆院議員(政友会)。



生年
明治8年12月16日(1875年)

没年
昭和3(1928)年7月16日

出生地
岡山県岡山市

学歴〔年〕
和仏法律学校(現・法政大学)〔明治35年〕卒

経歴
黒住秀治の長男に生まれる。明治36年判検事登用試験に合格司法官試補として函館地裁詰となるが、37年退官し函館で弁護士を開業。函館弁護士会長、函館区議などを経て、大正9年函館選挙区から衆院議員(政友会)に当選、農林参与官などを務める。14年2期目の途中で辞し、弁護士に戻る。昭和2年田中義一内閣の成立と共に司法参与官に就任するが、3年6月出張先の宮崎県で倒れ、7月死去した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「黒住成章」の解説

黒住成章 くろずみ-なりあき

1875-1928 大正-昭和時代前期の政治家。
明治8年12月生まれ。函館で弁護士を開業。大正9年衆議院議員(当選3回,政友会)。司法省参与官などをつとめた。昭和3年7月16日死去。54歳。岡山県出身。和仏法律学校(現法大)卒。初名は佐平治。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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