黒岩慈庵(読み)くろいわ じあん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「黒岩慈庵」の解説

黒岩慈庵 くろいわ-じあん

1627-1705 江戸時代前期の儒者
寛永4年生まれ。野中兼山,山崎闇斎(あんさい)にまなび,土佐高知藩主山内忠義の侍読となる。のち筑前(ちくぜん)福岡藩主黒田家につかえ,江戸藩邸の学問所でおしえた。宝永2年6月21日死去。79歳。土佐出身。名は恒,寿。字(あざな)は震翁。別号に東峰,幽山など。著作に「歴代君臣要略」「除患録」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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