翻訳|obsidian
obsidian
ガラス光沢を有する流紋岩~デイサイト質のガラス質火山岩。黒曜石とも。色は通常暗黒または灰黒。貝殻状断口を示す。比重2.339~2.527。水分に乏しい(H2O(±)<1%)ことと比重が大きいことでピッチストーンと区別される。ときに少量の斑晶を含む。石基には晶子を含む。しばしば点紋状・縞状・球顆構造を呈し,また気泡を含むことがある。通常,溶岩または火山放出物として産し,日本では北海道十勝・長野県和田峠などのものが有名。obsidianは火山ガラスに対する古代からの名称。石器時代に石器の材料として珍重。
執筆者:山田 直利
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報
…斑晶や石基鉱物と気泡をほとんど含まない緻密なデイサイトあるいは流紋岩溶岩のほか,溶結凝灰岩中の脱ガラス作用を受けていない本質岩片も黒曜石である。黒曜岩ともいうが岩石分類名としては正式には使われていない。黒色ないし灰黒色で新鮮な割れ目は光沢があり,貝殻状断口を示す。…
※「黒曜岩」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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