黒木重徳(読み)クロキ ジュウトク

新訂 政治家人名事典 明治~昭和 「黒木重徳」の解説

黒木 重徳
クロキ ジュウトク


肩書
元・共産党中央委員

生年月日
明治38年1月11日

出生地
鹿児島県出水郡中出水村(現・出水市)

学歴
京都帝国大学法学部卒

経歴
七高時代から学生運動参加し、京大卒業後は西日本学生運動指導部会副議長として活躍。昭和3年の3.15事件で検挙されるが起訴猶予となり、共産党再建運動に従事する。以後検挙をくり返し予防拘禁を含め終戦まで獄中生活をする。21年共産党中央委員・書記局員となり、同年の衆議院選挙に立候補したが、立会演説中に壇上で急逝した。

没年月日
昭和21年3月16日

出典 日外アソシエーツ「新訂 政治家人名事典 明治~昭和」(2003年刊)新訂 政治家人名事典 明治~昭和について 情報

20世紀日本人名事典 「黒木重徳」の解説

黒木 重徳
クロキ ジュウトク

昭和期の社会運動家 元・共産党中央委員。



生年
明治38(1905)年1月11日

没年
昭和21(1946)年3月16日

出生地
鹿児島県出水郡中出水村(現・出水市)

学歴〔年〕
京都帝国大学法学部卒

経歴
七高時代から学生運動に参加し、京大卒業後は西日本学生運動指導部会副議長として活躍。昭和3年の3.15事件で検挙されるが起訴猶予となり、共産党再建運動に従事する。以後検挙をくり返し予防拘禁を含め終戦まで獄中生活をする。21年共産党中央委員・書記局員となり、同年の衆議院選挙に立候補したが、立会演説中に壇上で急逝した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「黒木重徳」の解説

黒木重徳 くろき-しげのり

1905-1946 昭和時代の社会運動家。
明治38年1月11日生まれ。七高在学中から学生運動に参加。京都帝大でまなび,昭和3年三・一五事件で検挙される。6年共産党にはいり,大阪で党再建中に検挙された。戦後,党中央委員。21年衆議院議員に立候補,同年3月16日演説中に急死。42歳。鹿児島県出身。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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