黒田城跡(読み)くろだじようあと

日本歴史地名大系 「黒田城跡」の解説

黒田城跡
くろだじようあと

[現在地名]上越市黒田

別名を灰塚はいづか城ともいい、黒田集落西方、南葉なんば山系黒田山の独立山塊に築かれた標高二八三メートルの山城山頂からの展望がきわめてよく、高田平野・春日山かすがやま城が一望できる。戦国時代、春日山城さめ(現新井市)を中継する信濃方面の警備の城としての役割を果した。山頂の中心郭は東西二三メートル・南北一五メートルである。ここの西・北側に土塁が残り、南東下方に袖郭が巻いている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android