隅角(読み)ぐうかく

精選版 日本国語大辞典 「隅角」の意味・読み・例文・類語

ぐう‐かく【隅角】

〘名〙
① かど。すみ。
即興詩人(1901)〈森鴎外訳〉もゆる河「既にして空気は漸くその隅角と周縁とを冷却して黒変せしめ」
立体頂点にできる角。立体角。〔英和和英地学字彙(1914)〕

すみ‐かく【隅角】

〘名〙 「すみきりかく(隅切角)①」の略。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「隅角」の意味・読み・例文・類語

ぐう‐かく【隅角】

すみ。かたすみ。
立体、結晶などのかど。
眼球角膜虹彩が接するところ。また、角膜虹彩がつくる角度をいう。

すみ‐かく【隅角】

隅切りかく」に同じ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

黄砂

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android