黒色泥(読み)こくしょくでい(その他表記)black mud

最新 地学事典 「黒色泥」の解説

こくしょくでい
黒色泥

black mud

溶存酸素の少ない嫌気的(還元的)環境下でできる黒色の泥質堆積物。生物遺骸が水底に沈積し腐植化を受けるが,嫌気的な環境下ではその最後の分解物としてH2Sの発生をみる。これが多くなると,堆積物中のFeイオンは還元されて2価となり,堆積物を黒色にする。閉鎖的な水域に発達する。

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関連語 岩淵

岩石学辞典 「黒色泥」の解説

黒色泥

嫌気性条件で堆積した泥で,色は有機物質と一般に堆積物中に細かく散在する黒い鉄の硫化物のためである.これらは海または陸地で囲まれた盆地の中で形成される.黒色頁岩は非常に裂けやすく有機物質に富んでいる.化石普通は含まれないが,限られた動物群が存在する.沿岸帯(littoral)および底生(bethonic)のものは欠如しており,黒色泥には普通は薄い貝殻の軟体動物コノドント,魚の残骸などがまばらに含まれている.化石は炭素または黄鉄鉱に置換されていることが多い[Twenhofel : 1939, Pettijohn : 1949].

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