黒花半鐘蔓(読み)くろばなはんしょうづる

精選版 日本国語大辞典 「黒花半鐘蔓」の意味・読み・例文・類語

くろばな‐はんしょうづる【黒花半鐘蔓】

  1. 〘 名詞 〙 キンポウゲ科のつる性草本。北海道以北の山野に生える。茎は葉を密生、他物にからんで伸びる。葉は対生し有柄、羽状複葉でまばらに二~四対の小葉をもつ。小葉は卵形または長卵形で先端がとがり、しばしば二~三裂し裏面には短毛を生じる。葉軸の先端は巻ひげになる。夏、葉腋(ようえき)から花柄を出し、頂きに黒色細毛を密生した暗紫色鐘形花を一個半開する。果実楕円形で細毛がある。えぞはんしょうづる。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

動植物名よみかた辞典 普及版 「黒花半鐘蔓」の解説

黒花半鐘蔓 (クロバナハンショウズル)

学名Clematis fusca
植物。キンポウゲ科の落葉木質つる植物

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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