黒頭公(読み)コクトウコウ

精選版 日本国語大辞典 「黒頭公」の意味・読み・例文・類語

こくとう‐こう【黒頭公】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ( 「黒頭」は少壮の意 ) 年が若くて三公の位に上る者。
    1. [初出の実例]「黒頭公は、年よらぬ前に三公にならんぞ」(出典:寛永刊本蒙求抄(1529頃)一)
    2. [その他の文献]〔晉書‐諸葛恢伝〕
  3. ( 黒い頭の意から ) 筆をいう。
    1. [初出の実例]「筆はかしらがくろいぞ。すみをぬるほどに筆を黒頭公と云ぞ」(出典:玉塵抄(1563)三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

顔や四肢に特有の紅斑がみられる疾患で,伝染性紅斑の俗称。パルボウイルスの感染によって年長幼児,低学年児童に好発し,乳児や成人には少ない。1〜2週間の潜伏期ののち突然発疹が出る。発疹は両ほおに対称的に生...

リンゴ病の用語解説を読む