すべて 

齣落(読み)こまおとし

精選版 日本国語大辞典 「齣落」の意味・読み・例文・類語

こま‐おとし【齣落】

  1. 〘 名詞 〙 映画で、一秒間二四齣の標準速度以下のゆっくりした速度で撮影すること。また、その写したフィルム。これを標準速度で映写すると、高速度映画とは逆に、画面の動きが異常に速くなり、また花の開く状態など、長い時間を圧縮して見せることができるので、トリック科学映画などの撮影に用いる。微速度撮影低速度撮影
    1. [初出の実例]「コマ落し、高速度〈略〉などの技術によって」(出典:美学入門(1951)〈中井正一〉一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

すべて 

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む