百科事典マイペディア 「低速度撮影」の意味・わかりやすい解説 低速度撮影【ていそくどさつえい】 映画撮影の技法。フィルムの速度を標準よりもおそくして撮影する。これを映写すると対象の運動が非常に速く見え,速度感を盛り上げたり,ドタバタの喜劇味を強調できる。コマ落しともいう。また,1コマの露光が1秒以上,あるいはコマとコマとの時間間隔が長いものを微速度撮影といい,長時間の現象(植物の生長,結晶の成長など)を短時間で見られるので,科学映画・産業映画に利用される。 出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報