龍源院(読み)りようげんいん

日本歴史地名大系 「龍源院」の解説

龍源院
りようげんいん

大徳寺の塔頭黄梅おうばい院の北に位置する。永正年中(一五〇四―二一)に、能登国守護畠山義元・豊後国守護大友義親・周防国守護大内義興の三人が協力して、東渓宗牧を開山として建立したと伝える(都林泉名勝図会)。大徳寺南派の本庵。初め霊山一枚軒と称し、のち現寺号に改めた。当院を創建したという三人の檀越については、伝承により違いがあり、「都林泉名勝図会」は「永正年中能州大守畠山修理大夫義隆造立す」と記している。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android