龍脳菊（読み）りゅうのうぎく

精選版 日本国語大辞典 「龍脳菊」の意味・読み・例文・類語

りゅうのう‐ぎく リュウナウ‥【龍脳菊】

〘名〙 キク科の多年草。本州、四国、九州の山野に生える。高さ三〇～七〇センチメートル。茎と葉裏には灰白の毛を密布し、葉は柄をもち浅く三裂する。秋、径三センチメートルぐらいの頭花を着ける。舌状花は白色、中心花は黄色。茎・葉の蒸留液に龍脳に似た香気があるところからいう。やまぎく。《季・秋》 〔日本植物名彙（1884）〕

出典　精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について　情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

AppStore

コトバンク for Android

GooglePlay