龍覚寺(読み)りゆうかくじ

日本歴史地名大系 「龍覚寺」の解説

龍覚寺
りゆうかくじ

[現在地名]鶴岡市泉町

いずみ町の北東にあり、旧高畑たかばたけの南東端に位置する。新山遍照院と号し、真言宗豊山派本尊は大聖不動明王。寺伝によれば、羽黒山別院として大宝寺だいほうじ城の西三の曲輪に創建され、羽黒山本尊聖観音を祀ったという。その後浜中はまなか(現酒田市)への道沿いに移され、さらに慶長一七年(一六一二)最上義光により現在地へ移されたと伝える。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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