ドミートリ ショスタコービッチ(英語表記)Dmitrii Dmitrievich Shostakovich

20世紀西洋人名事典 の解説

ドミートリ ショスタコービッチ
Dmitrii Dmitrievich Shostakovich


1906.9.25 - 1975.8.9
ソ連の作曲家,ピアニスト
元・レニングラード音楽院教授。
ペテルブルグ生まれ。
レニングラード音楽院[’25年]卒。
1926年卒業作品として書かれた交響曲第一番がレニングラードで初演され、好評を博す。’27年ショパン国際コンクールで名誉賞を受賞。その後ピアニストとしても活躍し、’34年「ムツェンスク郡のマクベス夫人」が初演され、評判となるが、そこで使用した前衛的な手法が’36年の「プラウダ」紙で厳しい批判を受ける。翌年社会主義リアリズム路線の「交響曲第五番」を成功させ、名誉を回復。その後レニングラード音楽院やモスクワ音楽院両教授として教壇にたつ。「森の歌」などの代表作がある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android