三品村(読み)みしなむら

日本歴史地名大系 「三品村」の解説

三品村
みしなむら

[現在地名]寄居町三品

秋山あきやま村の南東に位置し、北は立原たてはら村など。北にくるま(二二六・八メートル)、南にたか山がある。天正一八年(一五九〇)の徳川家康関東入国後は旗本成瀬吉右衛門の知行地となる(「寛政重修諸家譜」など)。その後の経緯は秋山村と同じ。元禄郷帳・国立史料館本元禄郷帳では西にしいり村枝郷と注記され高九八石余、旗本成瀬領。同家の知行幕末に至る(旧高旧領取調帳など)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android