人心付く(読み)ひとごころつく

精選版 日本国語大辞典 「人心付く」の意味・読み・例文・類語

ひとごころ【人心】 付(つ)

  1. 人情世態などを理解する心がつく。物がわかりだす。物心つく。
    1. [初出の実例]「人心付頃より、洒掃・応対・進退の節も、年よりはおとなしく」(出典:談義本・風流志道軒伝(1763)一)
  2. ひとごこち(人心地)が付(つ)く
    1. [初出の実例]「暫肝を静めて、人心付ければ」(出典:太平記(14C後)一三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

選挙公営

国または地方公共団体が個々の候補者の選挙費用の一部または全額を負担すること。選挙に金がかかりすぎ,政治腐敗の原因になっていることや,候補者の個人的な財力によって選挙に不公平が生じないようにという目的で...

選挙公営の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android