仁藤町(読み)にとうまち

日本歴史地名大系 「仁藤町」の解説

仁藤町
にとうまち

[現在地名]掛川市仁藤町・仁藤

掛川宿一三町の一つで、東海道往還の両側町。二藤町とも書く(天保頃「掛川宿図」東北大学附属図書館蔵)掛川城築城以前は神代地かんだいじ川より東は仁藤村のうちで、駅路の部分が仁藤町となった。東端の札の辻で往還は南に折れ、そこに高札場がある。当町は中心部、および東側の矢来場やらいば、南側の仁藤横にとうよこ町、北側路地の仁藤町分笠屋かさや町の四区域からなる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

選挙公営

国または地方公共団体が個々の候補者の選挙費用の一部または全額を負担すること。選挙に金がかかりすぎ,政治腐敗の原因になっていることや,候補者の個人的な財力によって選挙に不公平が生じないようにという目的で...

選挙公営の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android