保佑(読み)ホユウ

デジタル大辞泉 「保佑」の意味・読み・例文・類語

ほ‐ゆう〔‐イウ〕【保×佑/保右】

[名](スル)助けること。
朽腐の枝と枯敗の根とを―せず」〈西周明六雑誌一二〉

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精選版 日本国語大辞典 「保佑」の意味・読み・例文・類語

ほ‐ゆう‥イウ【保佑・保右】

  1. 〘 名詞 〙 たすけること。天が力をそえたすけること。
    1. [初出の実例]「必す朽腐の枝と枯敗の根とを保佑せす」(出典:明六雑誌‐一二号(1874)教門論七〈西周〉)
    2. [その他の文献]〔詩経‐大雅・仮楽〕

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普及版 字通 「保佑」の読み・字形・画数・意味

【保佑】ほゆう(いう)

まもりたすける。〔漢書、王伝上〕綱紀、咸(ことごと)く張り、ること一匱(いつき)に在り。此れ其のを保佑し、元元(人民)を安(あんせい)する以(ゆゑん)の效なり。

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