デジタル大辞泉 「綱紀」の意味・読み・例文・類語 こう‐き〔カウ‐〕【綱紀】 《「綱」は太いつな、「紀」は細いつなの意》国家を治める大法と細則。また、一般に規律。「綱紀の乱れを正す」[類語]憲法・憲章 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「綱紀」の意味・読み・例文・類語 こう‐き カウ‥【綱紀】 〘名〙 (「綱」は大づな。「紀」は小づなの意)① 国家を治める大法と細則。また、一般に規律。物事のしめくくり。※菅家後集(903頃)哭奥州藤使君「欲レ酬二他日費一、求レ利失二綱紀一」※国会論(1888)〈中江兆民〉「秩序を紊乱するとか綱紀(コウキ)を破壊するとか」 〔荀子‐勧学〕② (━する) 国家を統べ治めること。物事を締めくくること。※明六雑誌‐二〇号(1874)知説・三〈西周〉「人文の淵源を深うし以て人生百般の事を綱紀せざる莫し」 〔詩経‐大雅・樸〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
普及版 字通 「綱紀」の読み・字形・画数・意味 【綱紀】こう(かう)き 大綱と小綱。国の法度。〔漢書、礼楽志〕夫(そ)れ君臣を立て、上下を等しうし、綱紀をして序り、六親をして和睦せしむるは、此れ天の爲すに非ず、人の設くるなり。字通「綱」の項目を見る。 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報