傲慢不遜(読み)ごうまんふそん

四字熟語を知る辞典 「傲慢不遜」の解説

傲慢不遜

謙遜でなく、おごりたかぶり人に屈することのないこと。また、その様子

[活用] ―な。

[使用例] その礼拝堂の前で自分だけが神さまをひとり占めしたみたいな顔してお祈りしている傲慢不遜な顔の篤信者だとかとうまくなれ合うほどの知恵もないんだから[円地文子*蛇の声|1970]

[使用例] へきえきしながら、つい彼の強引さにひきずられて、浮世苦労、人の身の上流転などをしゃべってしまう。〈略〉それが彼の傲慢不遜な作風と人がらを支えたかもしれない[田辺聖子*文車日記|1974]

出典 四字熟語を知る辞典四字熟語を知る辞典について 情報

今日のキーワード

選挙公営

国または地方公共団体が個々の候補者の選挙費用の一部または全額を負担すること。選挙に金がかかりすぎ,政治腐敗の原因になっていることや,候補者の個人的な財力によって選挙に不公平が生じないようにという目的で...

選挙公営の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android