千葉 弥一郎(読み)チバ ヤイチロウ

20世紀日本人名事典 「千葉 弥一郎」の解説

千葉 弥一郎
チバ ヤイチロウ

明治〜昭和期の新徴組



生年
嘉永1年(1848年)

没年
昭和10(1935)年4月28日

経歴
父が新徴組の隊員であった関係で新徴組に入り、その分裂後は江戸取締にあたった。後年新徴組唯一人の生存者として重んじられ、自らも「新徴組と新撰組」、米寿を記念しての「八十八年夢物語」など著した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「千葉 弥一郎」の解説

千葉弥一郎 ちば-やいちろう

1848-1935 幕末武士
嘉永(かえい)元年生まれ。父親が隊員だったこともあって,幕府の警備隊新徴組の隊員となる。のち新徴組ただひとりの生存者として,作家たちの貴重な取材源となった。昭和10年4月28日死去。88歳。著作に「新徴組と新撰組」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例