反子船(読み)そりこぶね

精選版 日本国語大辞典 「反子船」の意味・読み・例文・類語

そり‐こぶね【反子船】

  1. 〘 名詞 〙 島根県中海(なかのうみ)を中心に用いられる丸木造りの漁船一種で、船底が丸く湾曲していて揺れやすい船。船首に波よけの、オラボとも呼ばれる面板(つらいた)が立っているために高くそりかえった姿にみえる。長さは二一尺くらい(約六メートル)、幅三尺三、四寸(約一メートル)。そりこ。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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