品治牧人(読み)ほんちの まきひと

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「品治牧人」の解説

品治牧人 ほんちの-まきひと

?-? 奈良時代の人。
「日本霊異記(りょういき)」によれば,備後(びんご)(広島県)葦田郡(あしだぐん)大山里の人。宝亀(ほうき)9年(778)正月のための買い物にでかけた途中,髑髏(どくろ)の目の穴にささっていた笋(たけのこ)をぬいて供養をすると,のち髑髏の霊によりその生家にまねかれ,饗応(きょうおう)をうけ財物をあたえられたという。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

選挙公営

国または地方公共団体が個々の候補者の選挙費用の一部または全額を負担すること。選挙に金がかかりすぎ,政治腐敗の原因になっていることや,候補者の個人的な財力によって選挙に不公平が生じないようにという目的で...

選挙公営の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android