噴騰泉(読み)ふんとうせん

日本大百科全書(ニッポニカ) 「噴騰泉」の意味・わかりやすい解説

噴騰泉
ふんとうせん

水蒸気天然ガスなどの力で地上高く噴き上げる温泉前者は大気圧下で沸騰しているので沸騰泉ともいう。泉温は100℃に近く、水蒸気の量が湯の量に比して多くなると、漸次噴気孔、噴気井、蒸気井といわれるものに変わっていく。後者では泉温は一般的にあまり高くない。

[湯原浩三]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

選挙公営

国または地方公共団体が個々の候補者の選挙費用の一部または全額を負担すること。選挙に金がかかりすぎ,政治腐敗の原因になっていることや,候補者の個人的な財力によって選挙に不公平が生じないようにという目的で...

選挙公営の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android