大井川行幸和歌序(読み)おおいがわぎょうこうわかのじょ

精選版 日本国語大辞典 「大井川行幸和歌序」の意味・読み・例文・類語

おおいがわぎょうこうわかのじょおほゐがはギャウカウワカのジョ【大井川行幸和歌序】

  1. 延喜七年(九〇七)九月一〇日、宇多法皇の洛西大堰川御幸(当時は行幸といった)の時に供奉(ぐぶ)歌人紀貫之、凡河内躬恒ら六名が奉った六三首の歌に付された仮名の序。紀貫之著。この序文だけが伝わる。治世を賛嘆した駢儷体(べんれいたい)風の技巧をこらした美文

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

選挙公営

国または地方公共団体が個々の候補者の選挙費用の一部または全額を負担すること。選挙に金がかかりすぎ,政治腐敗の原因になっていることや,候補者の個人的な財力によって選挙に不公平が生じないようにという目的で...

選挙公営の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android