大内新田(読み)おおうちしんでん

日本歴史地名大系 「大内新田」の解説

大内新田
おおうちしんでん

[現在地名]清水市大内新田

ともえ川支流の塩田しおた川の左岸、同川が南流して巴川に合流する付近に位置する。きた街道が通り、北は押切おしきり村。寛永九年(一六三二)の徳川忠長改易後は幕府領、国立史料館本元禄郷帳では旗本青山領。旧高旧領取調帳では幕府領。万治元年(一六五八)の年貢割付状(岡村家文書)によれば永荒川成と当年水損を合せて高一六石余、年貢高七石六斗余、免は一ツ六分七厘であった。元禄郷帳では高六二石余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

選挙公営

国または地方公共団体が個々の候補者の選挙費用の一部または全額を負担すること。選挙に金がかかりすぎ,政治腐敗の原因になっていることや,候補者の個人的な財力によって選挙に不公平が生じないようにという目的で...

選挙公営の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android