定在波法(読み)ていざいはほう(英語表記)standing wave method

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「定在波法」の意味・わかりやすい解説

定在波法
ていざいはほう
standing wave method

定常波法ともいう。定在波を利用して,おもにマイクロ波回路の負荷インピーダンス,消費電力波長,そのほか音波の吸収率などの測定に用いられる。波の進行波反射波との間の干渉で生じる定在波の振幅最大値最小値との比である定在波比ρを測定し,反射波の反射係数 γ=(ρ-1)/(ρ+1) を得て,これを利用したりする。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

選挙公営

国または地方公共団体が個々の候補者の選挙費用の一部または全額を負担すること。選挙に金がかかりすぎ,政治腐敗の原因になっていることや,候補者の個人的な財力によって選挙に不公平が生じないようにという目的で...

選挙公営の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android