寂身(読み)じゃくしん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「寂身」の解説

寂身 じゃくしん

?-? 鎌倉時代歌人,僧。
もと院近習の武士。20歳代で出家し,京都西山に草庵をむすぶ。寛喜(かんぎ)4年(1232)の石清水(いわしみず)若宮歌合などに参加。「新勅撰和歌集以下勅撰集に6首のる。家集に「寂身法師集」がある。晩年は東国にすんだ。俗姓藤原

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

選挙公営

国または地方公共団体が個々の候補者の選挙費用の一部または全額を負担すること。選挙に金がかかりすぎ,政治腐敗の原因になっていることや,候補者の個人的な財力によって選挙に不公平が生じないようにという目的で...

選挙公営の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android