平連衆(読み)ひられんじゅ

精選版 日本国語大辞典 「平連衆」の意味・読み・例文・類語

ひら‐れんじゅ【平連衆】

  1. 〘 名詞 〙 連歌俳諧の座に出席している、役のない普通の作者
    1. [初出の実例]「扨下座より宗匠をさしをき、平連衆(ヒラレンジュ)よりさし合の吟味」(出典浮世草子西鶴織留(1694)三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android