手に手を取る(読み)テニテヲトル

デジタル大辞泉 「手に手を取る」の意味・読み・例文・類語

・る

互いに手を取る。特に、相愛男女行動をともにする。「―・ってかけおちする」
[類語]手を握る手を携える手を取り合う手を結ぶ手を組む

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「手に手を取る」の意味・読み・例文・類語

て【手】 に 手(て)を取(と)

  1. 互いに手を取り合う。手と手を握りあう。多く、相愛の男女が行動をともにする場合にいう。
    1. [初出の実例]「ふたりの者は中なをり〈略〉てに手をとりてわがやどに、いぬじにせでぞ、かへりける」(出典:虎明本狂言・文山立(室町末‐近世初))

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