東京手植ブラシ(読み)とうきょうてうえぶらし

事典 日本の地域ブランド・名産品 「東京手植ブラシ」の解説

東京手植ブラシ[その他(工芸)]
とうきょうてうえぶらし

関東地方東京都地域ブランド
台東区墨田区荒川区などで製作されている。洋式刷毛は、1874(明治7)年頃にフランス製刷子を手本として製造され始めた。手植えブラシは、機械植えに比べ密度があり、台座を選ばず丈夫である。東京ではもともと工業用ブラシ業者が多かっため、耐久性の高い手植えによるブラシもつくられており、現在も伝統的な手植え植毛が続けられている。東京都伝統工芸品。

出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域ブランド・名産品」事典 日本の地域ブランド・名産品について 情報

デジタル大辞泉プラス 「東京手植ブラシ」の解説

東京手植ブラシ

東京都台東区、墨田区などで生産される生活用ブラシ。洋服ブラシ、フェイスブラシなどの製品がある。機械植えに比べ植毛が密で耐久性に優れる。東京都により「東京の伝統工芸品」に指定されている。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android