松田二郎(読み)まつだ じろう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「松田二郎」の解説

松田二郎 まつだ-じろう

1900-1988 大正-昭和時代の裁判官,法学者。
明治33年7月30日生まれ。東京地裁所長,大阪高裁長官などをへて,昭和39年最高裁判事となる。戦後の商法改正で中心的役割をはたし,東京地裁時代には交通,手形,特許の専門部を新設して裁判の迅速化をはかった。昭和63年4月3日死去。87歳。静岡県出身。東京帝大卒。著作に「株式会社の基礎理論」「会社更生法」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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