殿上の小庭(読み)てんじょうのこにわ

精選版 日本国語大辞典 「殿上の小庭」の意味・読み・例文・類語

てんじょう【殿上】 の 小庭(こにわ)

  1. 殿上の間(ま)の東半分の前庭小板敷の南、下侍(しもさぶらい)の北に当たり、その東に無名門、右青璅門(うせいさもん)があり、西に神仙門がある。
    1. [初出の実例]「弓場殿をへて、殿上の小庭にいでつつ」(出典:平家物語(13C前)四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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