小板敷(読み)コイタジキ

デジタル大辞泉 「小板敷」の意味・読み・例文・類語

こ‐いたじき【小板敷(き)】

清涼殿南面小庭から殿上の間にのぼる所にある板敷き。蔵人くろうど職事しきじらが伺候する所。

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精選版 日本国語大辞典 「小板敷」の意味・読み・例文・類語

こ‐いたじき【小板敷】

  1. 〘 名詞 〙 清涼殿の殿上の間の南側の小庭から殿上の間にのぼる所の板敷。紫端の畳を敷き、蔵人(くろうど)が伺候する所。
    1. [初出の実例]「行事蔵人、終夜束帯監臨、候小板敷」(出典江家次第(1111頃)八)

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