沓石村(読み)くづいしむら

日本歴史地名大系 「沓石村」の解説

沓石村
くづいしむら

[現在地名]那須町大畑おおはた

蓑沢みのざわ村の西、南流する三蔵さんぞう川がつくる小段丘上に位置し、同川沿いに関街道が通る。北は追分おいわけ村、南は大畑村近世を通して旗本芦野領。慶安郷帳に村名がみえ田高一四石余・畑高八石余、改革組合村では高六五石余、家数二。嘉永二年(一八四九)の覚(三森美鉦文書)によると、家数四・人数二〇。旧高旧領取調帳では大畑村と合せて高一四七石余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android