牛込中里町(読み)うしごめなかざとちよう

日本歴史地名大系 「牛込中里町」の解説

牛込中里町
うしごめなかざとちよう

[現在地名]新宿区中里町なかざとちよう

赤城下あかぎしたの大縄地を東西に貫く道の北側にある町屋南西牛込天神うしごめてんじん町があるほかは、周りを武家地に囲まれる。当地は古く牛込村のうちであった。だんだんと町屋となり、済松さいしよう寺領であったので寺社奉行支配の町並屋敷になったが、延享二年(一七四五)町奉行支配となった。東西の表間口は四八間、南北裏行は西で四間余、東の方で六間、総坪二六〇坪(田舎間)の片側町。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

選挙公営

国または地方公共団体が個々の候補者の選挙費用の一部または全額を負担すること。選挙に金がかかりすぎ,政治腐敗の原因になっていることや,候補者の個人的な財力によって選挙に不公平が生じないようにという目的で...

選挙公営の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android