磨地(読み)みがきじ

精選版 日本国語大辞典 「磨地」の意味・読み・例文・類語

みがき‐じ‥ヂ【磨地】

  1. 〘 名詞 〙 刀の鎬(しのぎ)から刃先までの平地に対して、鎬から峰までの、鉄の磨き棒で磨いて仕上げた部分をいう。
    1. [初出の実例]「刀剣の名所(などころ)はボウシ、中ボウシ、小ボウシ、扇切先、小シノギ、ミカキヂ」(出典風俗画報‐一〇四号(1895)人事門)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android