箕田 源二郎(読み)ミタ ゲンジロウ

20世紀日本人名事典 「箕田 源二郎」の解説

箕田 源二郎
ミタ ゲンジロウ

昭和・平成期の絵本画家,美術教育者



生年
大正7(1918)年3月31日

没年
平成12(2000)年

出生地
東京

本名
箕田 源次郎

学歴〔年〕
青山師範〔大正7年〕卒

主な受賞名〔年〕
吉村証子記念日本科学読物賞(第11回)〔平成3年〕「津波ものがたり」

経歴
教職を経て、美術の仕事に専念。昭和26年リアリズムの美術教育を提唱する“新しい画の会”(のち“新しい絵の会”と改称)の結成に参加。童画グループ“車”同人著書に「美術の心をたずねて」、絵本作品に「草の根こぞう仙台」「おかあさんの木」「こぶとり」「へえ六がんばる」「ごんぎつね」など多数。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「箕田 源二郎」の解説

箕田源二郎 みた-げんじろう

1918-2000 昭和後期-平成時代の絵本作家。
大正7年3月31日生まれ。昭和26年結成の「新しい画の会」で美術教育運動をすすめる。47年「憲法を考える」,49年「算法少女」,53年「やまんばおゆき」でともに産経児童出版文化賞。平成12年死去。82歳。東京出身。青山師範卒。本名は源次郎。代表作に「へえ六がんばる」「火」など,著作に「美術の心をたずねて」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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