蘭山道昶(読み)らんざん どうちょう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「蘭山道昶」の解説

蘭山道昶 らんざん-どうちょう

?-1756 江戸時代前期-中期の僧。
儒者石井三朶花(さんだか)の紹介で,常陸(ひたち)水戸藩の2代藩主徳川光圀(みつくに)につかえる。のち心越興儔(こうちゅう)の法をつぎ,水戸天徳寺(のちの祇園寺)の住持となる。光圀の命で「洪武聚分韻(こうぶしゅうぶんいん)」の編集にかかわった。宝暦6年死去。詩集に「和三籟集(わさんらいしゅう)」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android