蟹鳥染(読み)かにとりぞめ

精選版 日本国語大辞典 「蟹鳥染」の意味・読み・例文・類語

かにとり‐ぞめ【蟹鳥染】

  1. 〘 名詞 〙 練り絹地薄縹(うすはなだ)色で宝尽くし、鶴、蟹などを白抜き小紋染めしたもの。公家小児産衣(うぶぎ)に用いる。また、人形天児(あまがつ)衣装にも用いる。

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