絹地(読み)キヌジ

精選版 日本国語大辞典 「絹地」の意味・読み・例文・類語

きぬ‐じ‥ヂ【絹地】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 絹織物の地。絹で織った布。絹布。
    1. [初出の実例]「御きぬちあをのかうし、地色のところはかりすすし」(出典:御湯殿上日記‐長享元年(1487)八月五日)
  3. 日本画を描くのに用いる平絹。絵絹。
    1. [初出の実例]「お席に於て絹地(キヌヂ)三幅対の山水即席にしたためんければならんから」(出典安愚楽鍋(1871‐72)〈仮名垣魯文〉初)
  4. 色紙などに張った絹布。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「絹地」の読み・字形・画数・意味

【絹地】けんじ

きぬ地。

字通「絹」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む